09 Jun 2009
日本の昔ながらの和船を作る時、船大工は古い和船に使われていた木材の一部を切り取り、わざわざ新しい船の帆柱などに組み込みました。とかく危険がつきものの海や川での仕事で、長年無事に活躍した船は縁起の良いものですから、その運にあやかりたいという意味でしょう。ここにも、前に書いた九十九神(つくもがみ)という考え方があるように思えます。余談ですがそういう時に使われるのは、「弾入り」と言われる木だったと言います。これは、山に生えていた時に、猟師が放った鉄砲の弾がたまたま食い込んで、そのまま育った部分のことで、なぜそれが良いのかは判りませんが、滅多にないことだから縁起が良いというような意味でしょうか。
最近よく聞かれるリサイクルというのは大変に良いことですが、日本人は昔からそれを実践してきました。モノとしての再利用というだけでなく、古いモノには神様が宿っているから、人間を超える力に守って欲しいからと願う気持ちがあるのは、さらに意義の深いことだと思います。仏壇ならなおさらそうです。私たちの「百年仏壇」には、そんな昔ながらの思い入れや心配りも込めたつもりです。
最近よく聞かれるリサイクルというのは大変に良いことですが、日本人は昔からそれを実践してきました。モノとしての再利用というだけでなく、古いモノには神様が宿っているから、人間を超える力に守って欲しいからと願う気持ちがあるのは、さらに意義の深いことだと思います。仏壇ならなおさらそうです。私たちの「百年仏壇」には、そんな昔ながらの思い入れや心配りも込めたつもりです。
