最近、「厨子(ずし)」の話題をよく聞くようになりました。厨子というのは、ご本尊や御位牌を安置する箱状の仏具で、お仏壇に比べると小さくて持ち運びも可能なものが多いのが特色です。飛鳥時代に作られたという国宝の法隆寺玉虫厨子などからわかるように、江戸時代以降に普及したお仏壇に比べ厨子の歴史は古く、現在のお仏壇も厨子の一種とも言われています。お仕事をリタイアされ、マンション等に引っ越して新たなセカンドライフをという方が、それまでの大きなお仏壇に代えて場所をとらない厨子をご利用になるということもあるようです。